アメリカ生まれ少し動きが気持ち悪いけどすでに商用化に成功している2足歩行ロボット Agility Robotics の Digit

もう少しメディア受けしそうな見た目とか動きをしていればもっと世界的に注目されているのではと思うロボットの一つが Aglity Robotics の Digit です。人と同じぐらいの身長の2足歩行ロボットですでに商用化されており、購入することができます。値段や $250,000 ぐらいするようで日本円で 3500万円程度でしょうか、決して安くはありませんが、、、

外見に人との共通点が多いことから極端に頭と見える部分が小さかったり、足の関節が逆に曲がったりするところに最初なんだか違和感を感じてしまいますよね。まあ圧倒的に技術先行の会社なのでしょう。見た目だけよくって中身がいまいちなマーケティング先行の会社が作るロボットより個人的にはこういった会社のロボットの方が好きではあります。最初は奇妙に見える動きも見ているうちに慣れてくるし、多分モノを持ち上げるときとかに膝が邪魔にならないようになど考えられてのデザインなんだろうなと個人的には今では好感を持ってきていたりもしています。

商業的にどういった形で成功していくのかも含め、今後の進化が楽しみなロボットメーカーです。

Agility Robotics 社のもう一つのロボット Cassie が2足歩行ロボット界の100m走ワールドレコードを記録したという動画

解釈が間違えていなければどうやらこの走法は運動学、動力学などを応用したアルゴリズムベースの歩行ではなく、機械学習を応用した自動学習によって生み出された走法ということっぽい。世界が少しづつ前に進もうとしている気がします。

Agility Robotics、これからも注目していきたいと思います。