Tesla の Optimus

まだまだ初期段階な感じですが Tesla がヒューマノイドロボットのステージデモを行いました。
これから実際に製品化されるロボットの名前は Optimus というようです。

人の労働を代替するマシンと完全に目的を振り切っているところが素晴らしいところなのかなと思います。ヒューマノイドロボットの多くが最終的には人の労働の代替になることを期待されていながらもそのレベルに至るまでの技術的な課題が多いことから一旦エンターテイメントなどに振って、なんとか開発を続けられる道を模索している感じですが、Tesla にとってそのような寄り道は不要ということなのかと思います。値段は車より安い $20,000 以下程度を予定しているということで価格設定も今後どうなるか注目。

物事を0からシンプルに考え直して、そこから導き出される答えに対して、今ある常識をいったん無視して最初から作り直してみる、Elon Musk は常にそのようなアプローチをとってきているような気がします。その点でいくと今回のプロトタイプは技術面で行くとどっちかというとロボティクス研究者の間の常套的なアプローチをそのまま積み上げただけのような気がしないでもないのですが、今後どのような形で技術的なブレークスルーが提示されてくるのかとても気になります。

Optimus、これからも注目していきたいと思います!